壁に和紙を貼る際は、必ず下貼りから行います。
和紙には調湿性があるため、湿気を吸ったり吐いたりします。そのために下地に使用されている木材やベニヤ板からの灰汁がシミとなって浮き出てくることがあります。それを防ぐため、通常は二度の下貼りを行います。和紙の風合いを損なわないようにするためにも、この下貼り作業が重要になってきます。
丁寧に下貼りされ、壁に貼り込まれたの和紙は、「日本の紙」である和紙に気品と風格を醸し出します。
部屋内全体の壁に和紙を貼るのは、予算的にもなかなか難しいですが、ある部分に「ポイント」として貼り込むと、おしゃれな現代風和室になります。
たとえば…、ちいさな床の間の壁に和紙を貼る。大判の手漉き和紙を使って、心休まる空間にしませんか?
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