
京橋近くにある料理屋さんのふすまです。ご夫婦でご来店いただきました。ふすまを張り替えることで、全体的なイメージを変更したいとの事と「お客様がお部屋に入って、うわ〜っ!とお喜びになるような感じにしたい。」とのご要望。
大広間、お部屋に入った正面には元々は4枚の障子。営業は夜のみで、光を通す障子である必要がなかったため、中央2枚を襖に替えて、大きな絵のように「菊華紋」を。室内収納、出入り口にも「菊華紋」を配置。


個々のお部屋で色変化をもたせて柄を染め付けさせていただきました。濃い紙色はどうしても色褪せが起こりますが、柄はすべて天然素材を使用しているため、色褪せなどが起こることがなく、紙色が変色しても柄部分は色が変わらないので、ゆっくりとした変化がみられるようになります。小さめのお部屋には「秋草」の柄。各お部屋の出入り口、廊下側は紙色を揃え、引手の所に各お部屋のふすま紙色に合わせた「手当たり」を。
この度は当店をご利用いただき誠にありがとうございました。また、機会がございましたら今後ともよろしくお願いいたします。


| 【菊華紋の襖】 | 【秋草の襖】 | |
|---|---|---|
| 柄 | 菊華紋(町家ふすま) | 秋草(町家ふすま) |
| 骨 | 既存骨 | 既存骨 |
| 下張り | 上下張り(純楮和紙) | 上下張り(純楮和紙) |
| 紙 | 上新鳥の子(特色) | 彩鳥の子(小豆色) |
| 染め色 | 胡粉・黒雲母・金パール・洋金砂子 | 胡粉・雲母・金パール |
| ふすま縁 | 既存縁 | 既存縁 |
| 引手 | サービス品 | サービス品 |