
昔ながらのお家には風格のある手漉き和紙の襖紙がよく似合います。以前から、手漉き和紙の襖紙や高級な紗のふすま紙をご利用のお客様です。目の肥えたお客様がお選びになったのは、やはり「越前手漉和紙」の襖紙です。
「天祥雲」は、ほんのりと黄色みがかった大礼紙(繊維痕のある和紙の名称)の裾に青みがかった紙料を沸き立つ雲のように漉き込み、その上から金粉で雲の柄が漉き込まれたふすま紙です。他にも「ひっかけ」という技法をつかって菊の柄を施した手漉き和紙の襖紙、緑色に色付けをした紙料と銀粉で連なる山並みと山にかかる靄のような雲を表現した手漉き和紙の襖紙、と三種類の紙を使って張替をさせていただきました。どっしりとした風格を現しながら、上品なふすまとなりました。


| 【天祥雲の襖】 | |
|---|---|
| 柄 | --- |
| 骨 | 既存骨 |
| 下張り | 上下張り(純楮和紙) |
| 紙 | 越前手漉き本鳥の子/天祥雲・光和・悠遠 |
| 染め色 | --- |
| ふすま縁 | 既存縁 |
| 引手 | 赤銅花菖蒲 |