絹しけの襖(ふすま) 大阪

絹しけの襖(ふすま)

絹しけ 絹しけは、その名のとおり「絹」をつかった織物ふすま紙
絹織物に裏打ちした大変丈夫なふすま紙です。

絹しけは、繭の外皮から引き出したあら糸を横糸にした絹織物。糸そのものの不揃いさや打ち込みの不揃いさが独特の風合いをつくります。本絹しけ、絹しけ共、無地ものがほとんどです。

本絹しけは、国内産絹糸100%の織物に、越前和紙を裏打加工したもの。使用される絹糸は、蚕の糸を数十本合わせて作られるために、糸の太さや紬(つむぎ)が不規則となり、織段や紬が得られる味わい深いふすま紙です。絹の染色から張り合わせ、仕上げ加工まで一貫して手作業で作成されるため、一枚一枚の表情が微妙に異なります。

       
絹しけ
絹しけ
絹しけ
絹しけ